姿勢矯正の前に知っておくべき「2つの姿勢」

矯正前に知っておくべきこと

 

姿勢が悪いことを気にしだすと、姿勢矯正に興味をもったり、正しい姿勢について調べますよね。

ここでは、そんな姿勢矯正・改善の情報を求める人に対して、まず知っておいてほしいことについて説明しています。

姿勢改善の情報には2種類ある

姿勢改善のための情報はたくさんありますが、『おへそワークス』では、姿勢改善情報は大きく分けて2つに分類できると考えています。

その2つとは、『動作姿勢』と『状態姿勢』。

以下で、2つの姿勢についての詳細と考え方についてお伝えします。

「動作姿勢」と「状態姿勢」

『動作姿勢』とは

『動作姿勢』とは、自分で意識的に、あるいは(無意識でも)習慣的に正しい姿勢を”する”ことです。

『する姿勢』に当てはまる情報や方法論は以下のようなもの。

  • 学校の先生や、ヨガやピラティスのクラスで「姿勢を正しましょう」という指導
  • 「下っ腹に力を入れて」「お尻に力を入れて」というアドバイス
  • 「丹田を意識して」「おへそを意識して」というアドバイス
  • 「壁に背を向けて立つ」「膝立ち」などの姿勢確認法
  • 姿勢改善グッズの使用
  • 舞台役者やファッションモデルの「職業としての美しい姿勢」

当サイトで発信している記事コンテンツやTwitterでつぶやいている内容は、この『動作姿勢』にアプローチしたもので、読んでくれた人に『動作姿勢』を意識していただくことを目的としています。

『状態姿勢』とは

『状態姿勢』とは、骨格の歪みや筋肉の状態などで評価した姿勢のことを言います。

基本的には整骨院や整体など、プロの治療家によって身体の歪みや不調を整えることで姿勢を改善するアプローチです。

簡単ではありませんが、セルフストレッチやセルフマッサージなど、自分自身で『状態姿勢』を改善するという情報もたくさんあります。

「股関節や肩甲骨のストレッチで姿勢を改善」といった情報が当てはまりますね。

また、ヨガやピラティスのようなボディワークは、運動中に姿勢を正すという意味で『動作姿勢』として挙げていますが、骨盤のズレを調整したり筋肉の不調を改善させる効果が期待できることから『状態姿勢』としても当てはまります。

2つの違い

『動作姿勢』と『状態姿勢』、どちらも姿勢改善をゴールとしていますが、それぞれの姿勢改善情報は、以下のようにアプローチが異なります。

  • 『動作姿勢』
    外面的(見た目)に良い姿勢。他人からの客観的な印象が良くなったり、精神面でポジティブな効果が期待できる
  • 『状態姿勢』
    内面的(身体の中)に良い姿勢。身体の構造や状態を調整することで姿勢を改善するアプローチで、痛みや疲労軽減など、健康面でのメリットが期待できる

2つが合わさってこその「正しい姿勢」

『動作姿勢』だけの場合

たとえ多少骨格が歪んでいたり、筋肉の状態が良くなくても、意識的に筋肉を使って見た目上は良い姿勢を作ることはできます。
これが『動作姿勢』です。

ただ、その『動作姿勢』では、骨格や筋肉の状態が整うわけではないので、「(見た目上)良い姿勢」ですが「無理矢理な姿勢」「負荷の大きい姿勢」でもあり、「理想的な姿勢」ではありません。

「理想的な姿勢」のためには、問題のある身体の個所を調整して、負担の少ない『状態姿勢』に整える必要があります。

『状態姿勢』だけの場合

では、『状態姿勢』さえ整っていれば、「理想的な良い姿勢」ができるかと言えば、そうでもありません。

整骨院で施術を受けて『状態姿勢』を改善しても、それは施術前よりも「理想的な良い姿勢」を楽にできるようになっただけ。
家に帰っていつも通りの姿勢をしていれば、すぐに歪みが出てきます。

施術の効果を姿勢に反映させるには、『動作姿勢』も必要になります。

どちらか一方の情報だけだと不十分

つまり、『動作姿勢』と『状態姿勢』、どちらか一方だけでは不十分で、両方がちゃんとできてこそ「理想的な正しい姿勢」に近づけるということです。

この考え方に関しては、治療の専門家の中でも見逃している人がいます。

整骨院や整体などの治療院が発信する情報でよく見るのが、「うちの施術を受けた後、患者さんがこんなに良い姿勢になりました」という情報。

その情報をみると、「ここの施術を受けると良い姿勢になる」という思う人がいるかもしれません。

でも、これは上で紹介した「状態姿勢だけ」の情報であり、姿勢改善としては不十分なものです。

こういう情報を目にした時の正しい受け取り方は、

「施術で身体の”状態”が整ったので、正しい姿勢を”する”ことが楽になった。これでこの患者さんは、日常生活でも良い姿勢がしやすくなった。あとは本人次第だけどね」

といった感じです。

この情報の受け取り方は、姿勢改善情報が2つに分類されていることをわかっていないとできません。

たまごに例えてみた

「たまご」は、黄身と白身で「たまご」です。

黄身は「たまごの黄身」で、黄身単体では一般的に「たまご」とは呼びませんし、白身も同様です。

おでん屋で「たまご」を注文して「あいよ、たまごお待ち!」って出されたのが黄身だけ、または白身だけだと「え?」ってなりますよね?

正しい姿勢も同じ。

『動作姿勢』と『状態姿勢』が合わさってこそ正しい姿勢であり、どちらか一方だけでは不十分です。

卵と2姿勢_2

まとめ

姿勢の情報、姿勢改善のアプローチは『動作姿勢』と『状態姿勢』の2つに分類されていて、それらは単独では不十分で、2つを合わせてはじめて理想的な正しい姿勢ができるということを説明してきました。

たくさんある姿勢改善に関する情報のほとんどは効果のあるものです。

ただ、その情報で効果を出そうとするならば、情報を見た人が情報の中身をちゃんと理解して受け止める必要があります。

ここで説明した考え方を、姿勢改善に活かしてみてください。

ところで

ツラツラと説明してきましたが、要は

姿勢心配人

整骨院など身体の状態を評価するプロに定期的に調整してもらって、日常生活の中で良い姿勢を意識することがベストな姿勢のケアですよ

ということです。

そして上でも書きましたが、『おへそワークス』は『動作姿勢』をサポートすることを目的としたサイトです。

サイトやLINE@にアップするコンテンツを、「姿勢」や「おへそ」を意識するきっかけとして是非ご活用ください。
少なくともLINEで届く通知を見ただけで、「あ、姿勢」という気にはなりますので。

そして『状態姿勢』は、ぜひ信頼のおけるプロの手に頼ってください。

姿勢おへそ_1【解説】良い姿勢ってどんなの? おへそ意識ってどうやるの?