何をやっても姿勢改善できないのはコレを知らないから

猫背で読書_1

 

どんな姿勢でこれを読んでいますか? 姿勢心配人です。

姿勢改善の情報ってたくさんありますよね。
骨盤だの腹筋だの肩甲骨だのおへそだの・・・あれやったらいい、これやったらいいと様々な改善策が紹介されます。

今回は、「そんな姿勢のための情報たちを、大きく2つに分類して考えましょうね」ってことについてお伝えします。
ちゃんと2つを分けて考えることが、姿勢改善を理解するうえでとっても大事なことなんです。

「2つに分類」とは

2色のダーツ_1

姿勢が2つに分類されるというのは、姿勢改善に対するアプローチ(道筋)が2通りあるということです。
その2つとは、『する姿勢』と『状態姿勢』です。(勝手に名付けました)

 

『する姿勢』とは

『する姿勢』とは、自分で意識的に、あるいは(無意識でも)習慣的に正しい姿勢をすることです。

『する姿勢』に当てはまる情報や方法論は以下のようなものです。

  • 学校の先生や、ヨガやピラティスのクラスで「姿勢を正しましょう」という指導
  • 「下っ腹に力を入れて」「お尻に力を入れて」というアドバイス
  • 「丹田を意識して」「おへそを意識して」というアドバイス
  • 「壁に背を向けて立つ」「膝立ち」などの姿勢確認法
  • 姿勢改善グッズの使用
  • 舞台役者やファッションモデルの「職業としての美しい姿勢」

当サイトで発信している記事コンテンツやTwitterでつぶやいている内容は、この『する姿勢』にアプローチした情報で、読んでくれた人に『する姿勢』を意識していただくことを目的としています。

 

『状態姿勢』とは

『状態姿勢』とは、骨格の歪みや筋肉の状態などで評価した姿勢のことを言います。

事故や日々の生活習慣の結果で生じた身体の歪みや不調を整えることで姿勢を改善するアプローチで、基本的には整骨院や整体など、プロの治療家によって理想的な状態に調整されます。
自分自身で評価したり調整することは簡単ではありませんが、セルフストレッチやセルフマッサージなどで『状態姿勢』を改善するという情報もたくさんあります。
「股関節や肩甲骨のストレッチで姿勢を改善」といった情報が当てはまりますね。

ヨガやピラティスのようなボディワークは、運動中に姿勢を正すという意味で『する姿勢』として挙げましたが、『状態姿勢』としても当てはまります。
『する姿勢』の要素がありながら、骨盤のズレを調整したり筋肉の不調を改善させる効果が期待できるそうなので。

 

2つの違い

二つのピースサイン_1

『する姿勢』と『状態姿勢』、どちらも姿勢改善をゴールとしていますが、それぞれの姿勢改善情報は、以下のようにアプローチが異なります。

  • 『する姿勢』
    外面的(見た目)に良い姿勢。他人からの客観的な印象が良くなったり、精神面でポジティブな効果が期待できる
  • 『状態姿勢』
    内面的(身体の中)に良い姿勢。身体に対する負荷の軽減や、良い姿勢を維持する際に無駄な力を必要としないので、楽に姿勢調整ができる。痛みや疲労軽減など、健康面でのメリットが期待できる。

するand状態アプローチ図_3

 

なぜ分けて考える必要があるのか?

どちらか一方の情報だけだと不十分

片側だけ顔パックする男性_1

姿勢改善の情報といえば、「これをすれば姿勢が良くなる」や「歪みを整えれば改善する」「ここを鍛えれば…」「こんなストレッチをすれば…」といった伝え方をしているものがほとんどです。
そして、それらの情報は『する姿勢』『状態姿勢』どちらかに分類され、だいたい一つの情報源につき2種類のうち片方しか読み手に伝わっていません。
その方がキャッチ―だし、読みやすい、わかりやすい情報だということは理解できます。
ただ、どちらか一方の情報だけ取り入れても、「姿勢改善」「理想的な正しい姿勢」というゴールには到達しないんです。

どいうことかと言うと、

たとえ多少骨格が歪んでいようが筋肉の状態が良くなくても、意識的に筋肉を使って見た目上は良い姿勢をできます。
当サイトでお伝えしている「おへそ意識」。
その意識によって、腹筋に軽く力が入る感覚ができれば、良い姿勢はできます。
これが『する姿勢』の情報です。

ただ、その『する姿勢』では骨格や筋肉の状態が整うわけではないので、「(見た目上)良い姿勢」ですが「無理矢理な姿勢」「負荷の大きい姿勢」であり、「理想的な姿勢」ではありません。
「理想的な姿勢」のためには、問題のある個所を矯正・改善する施術によって、負荷の少ない『状態姿勢』に整えます。

では、『状態姿勢』が整えられていれば「理想的な良い姿勢」ができるかと言えば、そうでもありません。

整骨院で施術を受けて「状態姿勢」を改善しても、それは「理想的な良い姿勢」が施術前より楽にできるようになっただけ。
家に帰っていつも通りの姿勢をしていれば、すぐに歪みが出てきます。

これに関しては下の記事で詳しく書いていますが、要は姿勢は何をしても矯正できるものではなく、結局「する」か「しない」かということです。

 

つまり、『する姿勢』『状態姿勢』どちらか一方だけでは不十分なんです。
両方の情報を取り入れてこそ、「理想的な正しい姿勢」に近づけます。

そのことを理解するために、「姿勢の情報には2つの種類がある」と知っておくことが重要になってくるんです。

 

整骨院や整体などの治療院が発信する情報によくあるのが、「うちの施術を受けた後、患者さんがこんなに良い姿勢になりました」という情報。
これを読むと、「この整骨院で施術を受けると良い姿勢になる」という思う人がいるかもしれません。
でも、これは情報としては不十分。
「施術でこの状態ができたので、正しい姿勢をすることが楽になったはず。これでこの患者さんは、日常生活でも良い姿勢がしやすくなります。あとは本人次第だけどね」
という情報が、ホントのトコロです。

 

たまごに例えてみた

「たまご」は、黄身と白身で「たまご」です。
黄身は「たまごの黄身」で黄身単体では一般的に「たまご」とは呼びません。
白身も同様です。

おでん屋で「たまご」を注文して「あいよ、たまごお待ち!」って出されたのが黄身だけ、または白身だけだと「え?」ってなりますよね?

正しい姿勢も同じ。
『する姿勢』と「状態としての姿勢」ができてこそ「正しい姿勢」。
どちらか一方だけでは不十分なんです。

卵と2姿勢_2

 

まとめ

姿勢の情報、姿勢改善のアプローチには2通りの考え方があって、それらを合わせてはじめて理想的な正しい姿勢ができるということをわかっていただけたかと思います。
姿勢の意識がどれだけ続いても、それは無理して作った見た目だけ良い姿勢だし、骨格や筋肉の状態が理想的であったとしても、ずっと正しい姿勢でいられるわけではない。
それを知っていることが大事なんです。

たくさんある姿勢改善に関する情報のほとんどは間違っているとは思いません。
ただ、その情報で効果を出そうとするならば、情報を読んだ人がしっかりと情報の中身を整理して受け止める必要があります。
これらを理解して、姿勢改善の考え方に活かしてみてください。

 

ところで

ツラツラと固く説明してきましたが、要は整骨院など身体の状態を評価するプロに診てもらって、調整してもらって、そのうえで日常生活の中で良い姿勢を意識しようね。
それがベストな姿勢のケアですよ、ということを書いた記事だったりします…

そして上でも書きましたが、『おへそワークス』は『する姿勢』をサポートすることを目的としたサイトです。
サイトやLINE@にアップするコンテンツを、「姿勢」や「おへそ」を意識するきっかけとして是非ご活用ください。
少なくともLINEで届く通知を見ただけで、「あ、姿勢」という気にはなりますので。

『状態姿勢』は信頼のおけるプロの手にお任せしてください!