「関西経済同友会」という経済団体が、政府に対し「若者庁」の創設を提言しているそうです。
参考 「若者庁」創設を提言 関西同友会、自信のない若者に生き抜く力を産経WEST若者の貧困や将来不安
若者の将来への不安や自信のなさが、少子高齢化や経済発展の足かせとなっていることを危惧しての取り組みのよう。
確かに日本は、平成27年時点で7人に1人の子供が貧困状況(平均的な生活水準の半分未満の暮らし)にあって、子供の貧困が労働力の質の低下を招き、経済に悪影響すると考えられています。
また、内閣府がまとめた平成25年の調査では、「自分の将来に希望がある」と答えた日本の若者は、諸外国に比べて明らかに低くなっています。
グラフで諸外国と比べると、日本の若者からは将来への希望よりも不安が感じ取れます。
また、同じ調査で「自分への満足感」に関しても日本の若者の数値は低く、自己肯定感の低さや自信のなさを感じさせます。
若者よ、姿勢よく前をむけ
数値でハッキリと見えているんすが、ザックリ言って「若者に元気がない」ってことですね。
それを経済界が心配になって環境整備をすすめようとしているところ。
ただ、いくら経済界で活躍してきた人たちが環境を整えてくれても、当の若者が頑張らないわけには結果は出ないわけです。
将来に対する希望も自分に対する自信もないわけですが、そんな中でも
姿勢心配人
ってことですね。
ちょっと照れくさい感じのまとめになりましたが、実際姿勢は気分にも影響するという研究もあるので、姿勢をうまく活用して前向きに生きていきましょう。
「若者庁」ってどうなの?
ちなみに「若者庁」ですが、スウェーデンでは1994年に「青年事業庁(現若者市民社会庁)を設置して若者の意見を反映する環境を整えたところ、政治や社会への関心が高まって「自分の将来に明るい希望を持っている」と答えた若者が約9割になったとのこと。
「若者庁」、いいかも。
参考 平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査内閣府