歩いている時の視線と姿勢

どこ見て歩いとんねん

歩きスマホしてませんよね?
姿勢心配人です。

子どもの頃には「足もとよく見て歩け」と言われていた気もするし、車の交通量が多い場所では「周りをよく見て歩け」と言われたような。
かと思えば名曲『上を向いて歩こう』よろしく、涙がこぼれないように上を向いて歩こうよって時もありますね。

今回はそんな歩いている時の視線についてです。

 

どこ見て歩いていますか?

姿勢心配人である私は、意識して前を歩く人の頭か、前に人がいなければ数十メートル先のある程度高いところを見るようにしています。
理由は単純で、良い姿勢でいたいから。

この記事を読んでいるあなたは、携帯端末かパソコンの画面を見ていて、現在進行形で歩いてはいないハズ。
たとえ数秒前まで歩いていたとしても、よほど意識していないと、さっきまでどこを見て歩いてたかはいちいち覚えてないと思います。

だから「普段どこ見て歩いてますか?」と尋ねてもスッと答えが出る方は少ないかと。

 

下向いて歩く人多いかも

ところで、こんなwebサイト見つけました。

美女とすれ違える映像配信サイト『すれちがい美女

すれちがい美女 main – YouTube

動画上で美女とすれ違う体験ができるわけですが、この動画を見て「女の子カワイイ」と思うことはもちろんなんですが、すれ違う女の子が下を見ているということにお気づきでしょうか?

このウェブサイトにはたくさんのすれちがい動画がアップされているんですが、多くの女の子がすれ違う時やその寸前まで目線が下を向いています。

この動画に出てくる女の子は演者であって、カメラを意識したナチュラルな行動じゃないとは思います。
ただ、街中で見かける一般の女性たちを思い出してみても、あるいは実際に注意して観察していると、だいたい動画と同じ感じでうつむき気味に歩いている印象を受けます。

つまり、男女関係なく、人は歩いている時、無意識に下方向を見ていることが多いのかもしれません。
特に統計調査をしたわけではありませんが、実際に多くの人が行き交う場で観察しているとそう感じますし、そう考えるとこの動画で見る女の子たちの仕草に違和感を感じません。

ただ下を見ていると言っても、足もとに一点集中しているわけではなく、左右の状況と共に数メートル先の下方向を軽く確認していて、客観的に下を見て歩いているように見えるという表現の方が正しいかもしれません。

 

専門家のご意見

ところで、ネットで姿勢改善や歩き方の講師の方などが、歩く時の姿勢について書かれている内容をみると、下を見ながら歩くことに対しては否定的な意見が多くて、「下を向いている人、何かいいもの見つけました?」なんて皮肉っぽいコメントをする人もいます。

その質問、私が答えるならば

お探し中

「ないよ」です。

別に何か探しているわけじゃなく、無意識に見てしまうもの。
専門家ならわかるでしょ?
猫背が習慣の人は、歩いている時も下見ている方が楽だからうつむき気味になることくらい、素人でもわかります。

ただ、その専門家の方が伝えたいことは理解できます。
要するに「下見て歩いたって何も良いことないですよ」ってことかと思います。

 

なぜ下を見て歩いてはいけないのか

一般的に下を見て、うつむき気味で歩くことはヨシとされていません。
下を見て歩くことが、なぜダメなのか、以下にまとめます。

 

雰囲気

下を見て歩いている人は客観的に自信がなさそうで、暗い雰囲気に見えてしまいます。
本来のその人の人間性に関わらず、姿勢一つで見た目の印象に影響がでてきます。
そして見た目の印象が、仕事や社会生活において大きな違いを可能性があります。
やはり前向きな、良い雰囲気の人が、仕事や社会において上手くやりくりできるということは、多くの方が実感しているはずです。

姿勢悪くて元気ない感じ

 

身体的にしんどい

下を見るという動作は、つまりは頭の位置が下がることになります。猫背のイメージです。

人の頭の重さは、個人差はあるものの成人の場合体重の約10%と言われるほど重たいものです。
人間はそんな重たいパーツを背骨の上に乗せ、首や肩の筋肉、そして腰に至るまでのたくさんの箇所を作用させてバランスをとりながら立ったり歩いたりします。

そんな中で頭の位置を不自然に下げてしまうと、頭を支えるためのパーツの一部に過剰な負荷がかかり、痛みや不調につながります。

猫の背中

 

実は危険

安全のために足下を確認して歩くことが大事だということはわかります。
ただ、足下を見なくても、案外歩けるものです。

普通の視力があれば、自然に前を向いているだけでも今自分がいるところから数メートル先の足下まで確認できるので、そこにつまづきそうなものがあれば気づきます。

姿勢心配人は歩く時に前を見ると書きましたが、つまづくことは滅多にありません。
山道など舗装されていない地面でない限り、足下の不安は少なく、目線を上げた方が周囲の確認がしやすいので安全だと感じています。

また、「うつ病予防には良い姿勢とスキップが◎」という研究の記事で、うつむき姿勢の歩行をした後に「悲しい」「孤独」「孤立」「眠たい」「とにかく座りたい」「ゾンビのよう」といった気分になる、という実験結果について書いています。

うつむき姿勢で歩くと精神面をネガティブにしてしまい、注意力も散漫になりますので、危ない状況にきちんと対処できなくなってしまいます。

さらに別の視点でいうと、うつむき姿勢だと、姿勢を保持するための筋肉群の働きが弱いので、バランスを崩しやすい状態です。
足下を見ているのかもしれませんが、姿勢保持の筋肉の中には、足を上げることにも作用する筋肉も含まれるので、しっかり足が上がらずにつまずいてしまったり、周囲の人や物にぶつかった時に転倒してしまう危険性が増します。

 

まとめ

冒頭で書いたように、無意識だと視線が下にいく人がたくさんいますが、やはり下を向いて、うつむいて歩くことはやはりおススメできません。
安全面はもちろん、見た目や雰囲気が悪くなると「自分の価値」を下げてしまうので。
そんなことにならないよう、とにかく意識、そしてその意識を習慣にすることが重要です。

あと、これだけはハッキリと言えます。

歩きスマホはアカン

例え目線が下にいったとしても、足もとを確認して歩くことは安全性という部分で少なくとも一利あります。
でも、歩きスマホは同じ目線が下でも足もとを確認しているわけではありません。
一利も無しです。