良い姿勢ができる『おへそ』の使い方を解説

良い姿勢のためのおへその使い方_1

『おへそワークス』では良い姿勢の定義として

猫背じゃなくて、身体が反ってない姿勢

具体的な点では

  • 前から見て真っすぐ
  • 横から見てくるぶし、膝、腰、肩、耳の穴が一直線上にある

としており、背骨のS字カーブについてはあまり考えないようにしています。
(というより、背骨のカーブについては考えたところで自分でどうにかできる部分でははないし、筋肉の状態や生活習慣のクセが影響するので、定期的に整骨院など治療の専門家に相談することをおススメします)

そして姿勢の維持で大切なこととして

  • 腹筋を使う

ということを挙げています。
姿勢と腹筋の関係については下の記事で詳しく書いています。

正しい姿勢に関しては、実際に身体を触って治療行為のできる専門家なら、より詳細な定義付けをされるかと思います。
ただ、『おへそワークス』で追い求める姿勢は、あくまで自分自信で調整できる「知識と意識・身体の使い方でなんとかできる良い姿勢」です。

骨格調整や筋肉の状態を調整することも正しい姿勢をするうえでは大事なことですが、その点はいくら情報を発信したところで自分ではどうすることもできません。
これを『おへそワークス』では「状態姿勢」と呼んでいます。
肉体疲労や生活習慣のクセが影響することなので、定期的に整骨院など治療の専門家に相談し調整してもらった方が改善の道としては確実です。

一方、自分でどうにかできる部分、つまり自分で正しい姿勢をしようとすることに関しては意識と知識でどうにかなります。
むしろ自分でどうにかしなければなりません。
専門家に身体を調整してもらっても、結局は日常生活で正しい姿勢を意識して実践していかなければ、すぐに調整前と同じ状態に戻りますので、受けた施術の効果を持続させるためにもその意識は必要になります。
これを『おへそワークス』では「する姿勢」と呼んでいます。

これらを踏まえた上で、おへそワークスでは「おへそを意識する」こと「する姿勢」につなげることを姿勢改善の一つの解決策として提言しています。
ここではその「おへそ意識」をどのように実践するのかを説明していきます。

ちなみに、「なぜ『おへそ』なのか」の詳細は下の記事で

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「おへそ意識」の具体的な実践方法

イスに座っている状態での説明となっていますが、立った状態でも同様の方法で実施可能です。

「おへそ意識」カンタン実践ステップ

おへそメソッド1_1

  1. 脱力して背中を丸め、お腹を見るように顔も下げる
  2. 手の指でおへそ周りを触り、触った箇所(腹筋)に力を入れる(呼吸がしづらくなる程しっかり力(リキ)む)
  3. 腹筋に力を入れながら顔を上げる
  4. 力を入れてできた姿勢を維持しながら声に出して10秒数える

姿勢を維持しながらお腹から力が抜けきらず、かつ自然に呼吸ができる感覚がわかるはずです。
手を放しても姿勢が崩れなければ完成で、この感覚を覚えてしまえばおへそを意識する(思い出す)だけでいつでもすぐにこの状態を作れます。

おへそ完成_1

 

実践のためのポイント

「おへそ意識」実践するうえで、押さえておくポイントが2つあります

一つはおへそを触って力を入れながら上体を起こす際に、腰が反らないこと。
おへそを意識することは結構なんですが、おへそを前方に突き出すような形になると身体が反ってしまいます。

へそ前でバツ_1

多少前かがみかな?と感じるくらいで大丈夫。
素直に顔を上げれば、腰を反らすほど上体は上がってきません。
とにかく背中側(後ろ側)に力を入れず、お腹側(前側)に力を入れて姿勢を維持することを意識します。

もう一つはゆっくり確実に声に出して10秒数えること。(声は小さくても構いません)
姿勢を維持するために、呼吸がしづらくなるほど腹筋を力ませる必要はありません。
うすーーく力が入っている状態で十分です。
ただ、その「うすーーく」という力の加減が、どの程度なのかは人によって異なります。

そこで、力んだ状態から声を出すことで自然な呼吸を行い、力の入れ具合を調整する作業をステップの一つに入れています。
10秒数えるだけでも吸ったり吐いたりという呼吸が必要になりますので、自然に呼吸ができ且つ姿勢を維持するだけの最小限の力の入れ加減を確認できます。

数える長さは20秒、30秒かけるとより確実です。
その際姿勢を維持することをお忘れなく。
数えている途中から、おへそに置いた手を放しても姿勢を維持できていれば成功です。
力むことなくうすーーく腹筋に力が入っている状態で、姿勢を維持しながら自然な呼吸ができているはずです。

また、座った状態や立った状態で10秒数えた後、歩き回りながらさらに10秒数えることもおススメです。
あらゆる動作において、腹筋をうすーーく使って姿勢維持をするための感覚を覚える練習となります。

おへそを使った姿勢調整に10秒という時間をかけていますが、これはあくまで確認のため。
おへそ意識の感覚さえ掴んでしまえば、1秒(意識したその瞬間)で姿勢を整えることができます。

へそofoff1_1

「あ、姿勢」とご自分の姿勢に対する意識を思い出した際、おへそを思い出したり、手でおへそを触ったりすることで、良い姿勢とはどんなものかを考えずとも即座に良い姿勢をすることが可能となります。

 

分かりにくい場合の練習方法

上述のおへそ意識の実践において、背中側(後ろ側)を使わない感覚がわからなかったり、腰を反らしてしまうクセがある方のために、おへそを使う練習法をご紹介します。

 

一畳分ほどのスペースがある場合

へそメソッド2_1

  1. 四つん這いになり背中を反らす
  2. おへそを見る動作で上半身を地面と平行(多少背中が丸まってもOK)にする
  3. 息を止めて腹筋に力を入れる
  4. このポーズを維持しながら10秒数える

10秒数えた後でも呼吸がしづらいようであれば、自然に数を数えることができるようになるまで20秒、30秒と続けていきます。
これで姿勢を作るための腹筋の力の入れ方と具合、おへそ意識の感覚を練習できます。

 

狭い場所でする場合

次にご紹介する方法は、立っていてもイスに座っていてもできる確認方法です。

へそメソッド3_1

  1. 両手を背骨に沿うように腰に当て身体を反らす
  2. 目線は前のまま、息を吐いてお腹を平らにする
  3. お腹を平らにした状態を維持しながら10秒数える
  4. 数えた後でも呼吸がしづらければ20秒、30秒と継続

10秒数えた後でも呼吸がしづらいようであれば、自然に数を数えることができるようになるまで20秒、30秒と続けていきます。
身体を反らした状態からお腹を平らにした時点でおへそ(腹筋)に力が入っています。
腰に手を当てているので猫背にならず、且つお腹を力ませ押し付けることで身体を反り過ぎることも防ぐことができます。
この形を維持しながら呼吸のできる最小限の力の入れ具合を探っていきましょう。

 

注意ポイント

この方法には一つ注意する点があります。
腰に手を当てている際に左右の肘を近づけるようにすると胸が開いて身体を反らしてしまいます。
お腹を平らにする際に両肘を離すよう意識する必要があります。

へそメソッド3_2

 

より簡単で乱暴な方法

腰を反らさないという感覚がどうしてもわかりにくい場合、多少乱暴にはなりますが、より簡単なおへそ意識の確認方法がありますのでご紹介します。

へそメソッド4_1

  1. リラックスした姿勢からおへそ周りを自分の両腕で叩く(強め、息を止めて腹筋に力を入れないと耐えられないレベル)
  2. 目線を前に向けて、声を出しながら数を数える
  3. 徐々にお腹を叩く強さを弱くしていく
  4. 自然な呼吸で数を数えることができるようになるまで続ける

叩く衝撃に耐えるために腹筋に力が入るので、背中・腰が反ることはありませんし、自然と背骨をサポートする形になります。
猫背姿勢からお腹を叩きだし、目線を上げ上体を起こすことになりますが、お腹を叩き続ける動作により自然と肩が真横あるいは少し前のポジションになり、これもまた胸を張る(=腰が反る)ことを防ぎます。
お腹を叩くということに抵抗がなければ、最も簡単な確認方法になります。

 

意識を思い出すために

以上4つの方法をご紹介しました。
場所、状況、理解度に応じて試してみてください。

今回ご紹介したおへそ意識の感覚を知る方法は、それぞれ呼吸の大切さから10秒以上の時間を要するものでした。
これらの方法はおへそ、腹筋を活用した良い姿勢の確認を目的としており、感覚さえ身につけてしまえば何度も実践する必要はありません。
おへそを意識するだけですぐに姿勢を整えることが可能です。

ただ、せっかく良い姿勢の感覚を身につけたとしても、おへそや姿勢の意識を忘れてしまっては日常生活の中で実践することはできません。

 

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お腹のボタンを活用しましょう

おへそは英語でベリーボタン(belly button)と言い、直訳はお腹のボタンです。
誰にでもついているお腹のボタンを押して、良い姿勢しましょう!

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