猫背のままガッチガチになった偉人たち8人

猫背だ像

姿勢心配人のアキラです。

「猫背やで」
って指摘されることがある人の中には、指摘してきた人も実は猫背で

「ハァあああ~~? アンタに言われたくないわ」

って思うこともあるんじゃないでしょうか?

逆に、人の姿勢が気になって指摘することはあっても、実は自分も猫背であることを自覚しているってことも。

他人の無作法って目につくのでこういうことって起こりやすくて、ワタクシ姿勢心配人としても他人の姿勢はよく見てしまうんですよね。
そして今回、タイトルにあるように人だけでなく銅像・石像にまで目を向けてしまいました
像です。人間でもなければ、生物でもありません。
ただのオブジェの姿勢まで心配してしまうとは、職業病とはこのことですね。

まぁ人だろうが像だろうが、他人のアラ探しをすることは誰しもよくやることなので

「アレ?なんかこの像、猫背ちゃう?」

って、姿勢の悪い像を見つけて自分の姿勢を見つめなおすきっかけにしていただければと思ってまとめてみました。

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二宮金次郎

二宮金次郎の像

おそらく日本で最も有名な猫背くんの一人なんじゃないでしょうか?
ただ、実際ちゃんと見てみると、重たそうな薪を背中に背負いながら、それほど腰、背中の丸みは気になりません。
体幹トレーニングのインストラクターでもある私としては、二宮選手、なかなかしっかりと体幹を使えているなと感心してしまいます。
働きながら勉強するその姿で「勤勉」のシンボルとして知られるこの像ですが、実は「体幹」のシンボルでもあっても不思議ではない立派な歩き姿です。

ただ、やはり問題は歩きながらの読書ですよね。
像では姿勢を維持できているように見えますが、生身の人間が同じことをやれば、まぁ確実に猫背になります。
現代では本ではなくスマホ、薪ではなくバックを背負う姿で、平成の金次郎(猫背)を街中で見かけることは多々あります。

最近ではその歩きスマホを助長するって理由で撤去されたり、薪を置いて座って本を読むスタイルの金次郎像が出てきているとのことですが、そう言われちゃあ、その流れも仕方ないのかもしれませんね。

 

石川啄木

石川啄木の像

北海道函館市の啄木小公園にある日本の有名な詩人、石川啄木の像です。

考えていますね。やはり考え事をしている時は、昔の人も姿勢なんて気にせず、自分のラクな姿勢だったんでしょうか…と思ったら、実はこの像は本人に似せて作られたものではなく、像の作者が啄木の内面を追及して作られたんだそう。写真を参考にはしたそうですが、つまりイメージですね。
なので、石川啄木をただの猫背だと思うのは見当違いなんです。

とはいえ、この姿は猫背です。

 

考える人

考える人_1

フランスの彫刻家ロダンが制作した銅像『考える人』。
おそらく世界一有名な猫背の銅像だと思います。

石川啄木の銅像と同様、人は考える時、この姿になるんですね。昔も、今も。
姿勢だけのことを言えば、「考える」「深く考え込む」ということはすべきことではないのかもしれませんね。
もっとお気楽にいる方が、良い姿勢のためにはイイという教えが、石川啄木の像と考える人の像に詰まっている気がしてきます。(かなり無理矢理ですが)

それにしても、どの角度からみても、立派な猫背です。

考える人_2

 

牛若丸と弁慶

牛若丸と弁慶の像

京都の五条大橋にある銅像です。
牛若丸(源義経)と弁慶が戦っている姿をイメージした像ですが、かなりデフォルメされていて両者ともなんだかふっくらやわらか。
体型のせいもあってか背中も丸く見えますね。

戦っている最中を表現しているとはいえ、緊迫感や強者感もないので、猫背でいると頼りなく見られたり弱々しく見えたりするイメージが分かりやすい像です。
周囲に強く逞しいイメージを与えたければ、やはり姿勢は大事ですね。

 

坂本龍馬

坂本龍馬_3

坂本龍馬_1

幕末のカリスマ、坂本龍馬の像です。
像が立てられる偉人の中では珍しく、なぜか直立の姿のものがなく、どこかに体重を預けたり重心が偏った立ち姿のイメージが強いですね。

写真に残されている姿も猫背なので、実際猫背だったのかもしれません。
猫背でも歴史に名を残すことはできるってことなのかな?
ホントに猫背だったかは定かではありませんが。

 

東郷平八郎

東郷平八郎の像

日本の有名な軍人、東郷平八郎の像です。
東郷平八郎の像は複数あるのですが、写真は鹿児島県鹿児島市の多賀山公園にある像のものです。

軍人らしい堂々とした立ち姿が印象的ですが、姿勢の観点からすると、反り腰気味に見えますね。
軍隊姿勢と言われる、胸を張り腰を反らして立つその姿は凛々しくみえますが、生理的湾曲(背骨のS字カーブ)が不自然となり、身体の不調の原因になり得ます。

こんな立派な方の銅像を前に、偉そうに姿勢の良し悪しを説くなんて恐縮ですが、ここは無礼を承知でいきます。
反り腰です!

 

クラーク博士

クラーク博士の像

北海道・さっぽろ羊ヶ丘展望台にある、札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭であったクラーク博士の像です。
本名はウィリアム・スミス・クラークさん。
北海道開拓の父と呼ばれ、「少年よ、大志を抱け」(Boys,Be Ambitious)の言葉は有名ですよね。

上げている右手は「遙か彼方にある永遠の真理」を指しいて、そこに向かい大志を抱けとの思いが込められているそう。像は日本の彫刻家の方が制作されたそうで、実際にクラーク博士がこのポーズを頻繁にしたかはわかりません。

ただ、この像のポーズだけを取り上げれば、姿勢としては変ですよね。
身体ちょっと反ってるし、体重は右足側に偏ってます。

本当に立派な方ですが、この像を見に行った際は同じポーズをとるのではなく、「気を付けの姿勢」で敬意を表すことが、姿勢のためにはいいのかもしれません。

 

まとめ

今回、様々な像やオブジェを調べてきて感じたことは、この記事に掲載されていない偉人の像は、ほとんど良い姿勢だなってことです。

像を建てられるような生き方をしてきた方々の多くが良い姿勢だったと仮定するなら、猫背が多い現代人が姿勢を正す大きな理由になるかもしれません。
もちろん、実際の本人の姿勢に関わらず、像をを作る際にせっかくならって感じで良い姿勢で作られたという可能性も大いにありますが。

この記事で挙げた方々は、像として出来上がった姿勢がイメージとしてかなり強いんでしょうね。

像も人に見られてこそ、その存在意義があるというもの。
それに像もモデルは人ですから、やっぱり良い姿勢でいてもらった方が、見た人の印象も違いますよね。
牛若丸と弁慶なんて、まさに印象が操作されていますから。

この記事をお読みになったうえで、像を見た時に姿勢のことを思い出して意識していただけたら嬉しいです。
 


 

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