整体、骨盤矯正、運動…何をしても良い姿勢には絶対ならない理由

何をしても良い姿勢にはならない

 

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どんな姿勢で読んでいますか?姿勢心配人です。

姿勢が悪いことを気にして、良い整骨院や姿勢を補正するグッズを探したり、マッサージや骨盤などの骨格矯正を受けてみようかと考えている人はたくさんいるかと思います。

ここでは、そういったサービスをいくら受けても、あなたの姿勢が良くならない理由を説明します。

 

「なる」と「する」は全然違う

なる?する?

普段あまり意識しませんが、姿勢に関して「なる」と「する」は同じ意味で使われます。

「良い姿勢になりたい」(なる)
「姿勢を良くしたい」(する)

どちらの言葉も「普段の生活から姿勢良く過ごしたい、それを習慣にしたい」といった意味で使わているのでしょう。
しかし姿勢の改善に取り組むにあたって、「なる」と「する」には大きな違いがあります。

  • 「する」・・・一時的な動作
  • 「なる」・・・長期的習慣的に持続可能な状態

このように言葉の意味を仮定すると、二つの言葉の違いが見えてきますね。
そして多くの方が望んでいる姿勢改善のゴールは、【良い姿勢に「なる」】ことでしょう。

ただ、そのゴールは達成されることはありません。

姿勢以外を例に、例えば目を大きく見せる美容整形では、手術を受けて目が大きく「なる」とその状態が続きますし、術後は自分の意志で目を小さくしたりできません。
これは手術によって目のベースが変わってしまったからです。

一方姿勢では、姿勢改善の施術を受けても、猫背をしようと思えばその瞬間からできます。
「私猫背なんです」と言っている人も、良い姿勢をしようと思えばできます。
逆に普段良い姿勢と言われる人でも、猫背をすることができます。
つまり良い姿勢や猫背という姿勢に関しては「なっている」のではなく「している」だけ。

良い姿勢の人は良い姿勢をする機会が他の人より多く、猫背の人は猫背姿勢でいる機会が人より多いということです。

たいていの人にとっては、やろうと思えば自分の望む姿勢に自分自身の意思で調整可能なので、「姿勢は意識」と言えます。

 

姿勢は矯正できない

整体の様子

姿勢矯正や骨盤矯正、マッサージは、整形手術や歯の矯正のように、手を加えればその形が当分の間維持されることが約束されたものではありません。

姿勢は動作であり、生活習慣から生まれたクセです。
たとえ施術を受けても、その効果は一時的で、日常生活での姿勢の意識が変わらなければ、すぐに施術前の状態に戻ります。

とはいえ、何の効果もないわけではありません。
むしろ積極的に身体の専門家に骨格や筋肉の調整施術をしてもらうことをおススメします。
骨格や筋肉の状態が良くないと、良い姿勢をしようといくら意識しても、ズレのある身体を正そうと筋肉や靭帯にムリをさせることになります。
客観的にみたら良い姿勢に見えますが、身体に負担がかかることになりますので、良い姿勢をラクにできる、やりやすい身体の状態を維持することはとても大切で、そのために専門家の施術は非常に有効です。

ただし、目的を誤ると期待したような結果にはなりません。
つまり「良い姿勢にしてもらう」ことを期待して施術を受けても、受けた直後はラクに良い姿勢ができる身体の状態に仕上がっているのに、日常の姿勢が施術前と変わらなければ、すぐに悪い姿勢のクセに戻ります。

姿勢矯正や骨盤教説と名の付く施術は、お化粧のようなものです。
一度作り上げても、簡単に落ちて無くなります。

化粧をする女性

矯正器具やグッズも同様です。
矯正ベルトや下着など様々なアイテムが世に出ていますが、装着している間だけ効果を感じるものがほとんどで、外してしまえば元に戻ることが一般的な使用感です。
良い姿勢の感覚を知るきっかけとはなりますが、アイテムを外した状態で姿勢を良くするかしないかはその人次第であって、身体のベースが良い姿勢状態になるわけではありません。

お化粧は何度も続けていると上手になって簡単にできるようになると思いますが、姿勢の改善もまさにその感じ。
普段から良い姿勢をしている人は、簡単で上手に良い姿勢ができる感覚を覚えていてすぐにできるだけです。

 

 

筋トレやヨガでも良い姿勢に「なれ」ない

姿勢矯正ヨガ

「トップアスリートで姿勢の悪い人を見たことがない」という情報を見たことがありますが、そういう考えを持っている方は、競技中のアスリートしか見たことがないんでしょう。

確かに、競技中のアスリートはきれいな姿勢をしている人をよく見ます。
ただし、それはパフォーマンス中の身体の使い方として、複雑な動きを可能にするために適度に様々な筋肉を使っているからです。
アスリートも人間。
競技から離れた時間はリラックスするでしょうし、猫背だってできる。
人によってはオフの時の姿が「姿勢悪いな」と思ってしまうほど、猫背姿勢がクセになっているアスリートもいます。

その根拠として、猫背姿勢だと体幹の筋肉活動が少ないという研究結果があります。

つまり猫背姿勢だと体幹の筋肉があまり使われないということ。
たとえ筋肉を鍛えて、体幹の筋肉量やパワーを増加させても、そのパワーを使わなければ猫背姿勢です。
その筋肉を使うか使わないかはその動作次第であり、その動作を行う本人次第です。

なので、アスリートに限らず「筋トレをして筋肉をつけたら姿勢が良くなる」とか「体幹トレーニングをしたら姿勢がよくなる」「ヨガをしたら姿勢がよくなる」ということはありません。

運動で姿勢がよく「なる」ことはありませんが、良い姿勢を「する」ことのサポートには繋がりますので、しないよりはもちろんマシです。
猫背姿勢を続けると体幹の筋肉を使う機会が失われ筋肉は衰えますので、いざ使いたい時にうまく使えなかったり、筋肉が衰えてしまうことになります。
その対策として、トレーニングや運動は効果的だと言えます。
ただ、姿勢改善を第一目的としてトレーニングや運動に精を出したところで、それが直接的に「良い姿勢」につながるわけではないことは理解しておきましょう。

「姿勢改善ヨガ」や、「これで姿勢がよくなる!」みたいな広告フレーズには疑問をもちます。
世の中たくさんのボディワークや身体調整の専門家がいますから、中には本当に良い姿勢に「なる」、魔法使いのような施術士がいるかもしれませんが、姿勢の良し悪しに関わらず同じ姿勢を続けることは身体の健康上よくありませんので、良い姿勢に「なる」ことが健康上良いとは言えません。

 

まとめ

脚を組むことがクセな男性

ここまでで、良い姿勢に「なる」ことないことを説明してきました。

まとめると、姿勢を改善したいなら、意識的に良い姿勢を「する」機会を増やすことです。

ただ、良い姿勢を動作として「する」ことを意識的に繰り返すことで、クセとして無意識にできるようになることはあります。
そしてクセは、「癖になる」という言い方があるように「成り(なり)」ます。
つまり「良い姿勢をする」ことはクセに「なり」ます。

どうしても「良い姿勢になりたい」のであれば、「癖になる」ことを目指しましょう。

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