息子、一人前になる / おへそと姿勢のお話

息子一人前になる

 

 ※このお話は、読者がおへそ意識や姿勢に対する意識を思い出すためのきっかけとなるように書かれたフィクションです。 

 

親父
よし、着いたぞ

 

息子
親父、なんだよココは

山に架かる橋_1

親父
今日はお前を一人前の男にするためにここに来た
渡れ息子よ、この橋を、己自身で!
親父
ココを渡るためには、前を向くしかない
下を向いたら、恐怖でもうその先に足を進めることはできない
親父
今までお前は下を見て歩いていても、私たち親や家族が引っ張ってきたから問題なく育ってきた
だが、これからはそうもいかない
親父
お前は自分で進路を見つけ、自分で歩いていかないといけない
そんな時に前を向いていないと、自分が行くべき方向を見失い、果ては生きている意味すら見失う
親父
いいか、お前の人生を良い人生にするためには、猫背で歩いているわけにはいかないんだよ

 

息子
なんか、今日の親父は違うな
息子
おぅ、わかったよ親父

 

息子は、長い橋を前を向いて堂々とした姿勢で渡り切った

 

親父
よくやった息子よ
親父
お前はもう一人前だ
よし、帰って母さんに報告だ

 

息子
やっぱ親父は偉大なんだな
今まであんまり気にしてなかったけど、今日でなんか尊敬しちゃったわ

 

親父
あ・・・!!
親父
おい、こんな秘境に500円玉が落ちてるぞ
ツイてるな、おい
こりゃお前の人生も幸先がイイぞ

 

息子
さっそく下向いてイイもん見つけてんじゃねーよバカ親父
カッコイイこと言ってたさっきまでの雰囲気台無し
息子
よくよく考えたら、普段家でも猫背じゃねーかこの親父
こんな大人にはならないようにしよ

↑ ↑ ↑

これがこの日、橋を渡り切った以上に価値のある学び。