イイ人? / おへそと姿勢のお話

イイ人ストーリー

 

 ※このお話は、読者がおへそ意識や姿勢に対する意識を思い出すためのきっかけとなるように書かれたフィクションです。 

 
姿勢の良いおじいちゃんと孫_1

ねぇじいちゃん
じいちゃんは姿勢いいね
パパなんていっつもこんなんだよ

椅子に座るスーツ姿の男_1

そのくせ姿勢良くしろって言ってくるんだけどね

 

祖父
パパがおまえくらいの歳の時にはワシがよくパパに同じことを言ってたから
たぶん真似っこしてるんだろう
祖父
でも、口だけ真似してもしょうがないけどな

 

僕、やっぱりじいちゃんと一緒に住みたいよ
口だけのパパじゃダメな気がするし

 

祖父
そうか、まぁパパとママに相談しないとな
祖父
それにしてもおまえ、そうやって姿勢のいい人についていく癖やめなさい
祖父
この間だって近所のおばちゃんの家に誘われてコロッケ食べにいったろ?
理由聞いたら、おばちゃんの姿勢がよかったからって

 

祖父
その前は、イオンの紳士服売り場のマネキンと手をつないでしばらく立ってたんだってな?
祖父
アレも姿勢がよかったからだろ?

 

うん
だって「ママが姿勢良くしないと良い人になれないよ」って
それってつまり
姿勢良い人はイイ人ってことでしょ?

 

祖父
おまえ、いつか悪い人についていっちゃいそうだから心配だよ
こんな感じの人に
 

祖父
いいか?
姿勢が良いからってその人がイイ人かどうかはわからないんだからな
祖父
おまえのパパは姿勢は悪いけど、イイ人だろ?
姿勢だけでついていく人を判断しちゃダメだぞ

 

じいちゃんは?

 

祖父
ん?

 

じいちゃんはどっちなの?
イイ人?

 

祖父
ワシはイイ人だ

 

じゃあついていっていいね

 

祖父
嬉しいこと言ってくれるな孫よ
よし、一緒に住もう
祖父
パパやママなんてもうどうでもいい
このままワシの家へ行こう

いかんぞ、じーさん、はやまったら。
いくらその子のおじいちゃんでも、ちゃんと両親に連絡しないと。
でも、確かに姿勢良いからってイイ人とはかぎりませんよね。
良い姿勢=イイ人って世界が理想的ではあるんですけどね。