不安定な足場でもカッコイイ姿勢を維持できるコツ

 

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「いつでもどこでも良い姿勢!」なんてことは言いません。
良い姿勢も悪いと言われる姿勢も、バランス良く調整することが大事だと思っています。
そんな姿勢心配人です。

とはいえ「良い姿勢をすべき時」という場面は生活の中にありますよね。
目上の人と会うなど礼節を気にすべき場面が当てはまるかと思います。
そして他人に対して自分を好印象に見せる、つまりカッコつける時も姿勢は重要ですよね。

印象を気にする場面は様々あって、人前に出る時もそうですが、当然好きな人にアピールしたいという時もそう。

例えば海辺にドライブデートに出かけて

男性
ちょっとあの岩場に降りてみない?

といった状況になったとしましょう。

海辺の岩場でポーズをとる女性_1

彼女と大きい岩がゴロゴロある場所を歩くことになった時、危ないから彼女の手をとってサポートしてあげたいところなのに、自分の身体を安定させることに必死になって彼女のことをケアできないと・・・

女性
サイテー
カッコ悪

なんて思われてしまうかもしれません。
そんなことにならないように、足下が不安定な場所でも頼りになる男をアピールできる身体のバランスは持ち合わせていたいもの。

そんな時に知っていると便利なテクニックとしてご紹介したいのが「歯を食いしばる」ことです。

どういうことか、以下でご説明します。

顎(アゴ)と姿勢バランスが関連している模様

歯を食いしばると身体は安定する

歯の模型_1

その根拠は「歯を食いしばると身体の安定性が向上した」という実験結果が出た研究論文にあります。

この実験は、不安定な地面に被験者を立たせて、アゴ関節の動かし方の違いが姿勢の安定性に与える影響を調査しています。
比較の対象となったアゴの状態は、

  1. アゴを休めた自然な状態
  2. 口を少し開いた状態
  3. 歯を食いしばった状態

の3つ。

この実験で「3つの状態を比較して、歯を食いしばった状態の時に最も身体が安定していた」ことが報告されています。

人間は真っすぐ立っている時でも実は微妙にユラユラと揺れていて、目で見た情報や足裏の感覚をたよりにうまく筋肉を使ってバランスをとっています。
これを「姿勢制御」と言って、地面が斜めだったりデコボコしていても転ばないようにバランスを保って姿勢を維持できるようになっています。

この実験によって、「不安定な場所で立つ時、歯を食いしばることでより姿勢制御がうまく働き、安定した姿勢を維持しやすい」ということがわかったようです。

 

それって”アゴ”じゃなく”歯”だよね?

下顎のイメージ_1

それってアゴじゃなくて歯が影響してるってことじゃない?
あぁ、歯を食いしばると力が出るって聞いたことあるし、だからか

 

と思うかもしれませんが、そう単純でもありません。

実際、歯と筋力の関係についてはたくさんの研究がありますが、スポーツと歯科の専門家による座談会によると、

  • 歯を食いしばる(噛みしめ)ことで大きな力を発揮できるケースはあるが、そうでもないケースもある
  • 食いしばり(噛みしめ)と筋力の関係は個人差や種目によって様々
  • 「食いしばり(噛みしめ)」ではなく、「咬み合わせ」と身体のバランスは影響している

ということが説明されていて、「食いしばることで力がいっぱい出せて身体を安定させることができる」ということでもないようです。

さらに、紹介した研究では、口を開けた状態でも(歯を食いしばった状態ほどではないけど)身体が安定したという結果も出ていて、「歯と歯を合わせた食いしばりが姿勢が安定させる」わけでもないことが示されています。

重要なのは”歯”ではなく”アゴ”

アゴで演奏するイメージ_1

口を開けた状態でも姿勢の安定性を向上させたことについて、重要なのはアゴ周りの筋肉だと研究者は説明しています。

これは咀嚼筋と呼ばれる食べ物を噛むための筋肉群と、頭・首にある筋肉群のバランスが姿勢の安定性にとって重要だという報告があり、これらの筋肉の活動が姿勢制御に影響していると研究者は考えています。

つまり、歯を食いしばるだけでなく意識的に口を開ける動きだけでも、アゴ関節や顔の筋肉を活性化させ、身体の安定性を向上させているということです。

 

口を開けるだけでもいいんですが・・・

ということで、歯を食いしばるらなくても口を開けるだけでも身体のバランスにとってはいいようですが、

  • 実験結果では食いしばった時の方がより安定性が向上した
  • この記事では見た目のアピールを論点としている

この2点を考慮すると、「身体を安定させたい」と思った時には歯を食いしばることをおススメします。
特に2つ目について、いくら不安定な場所で頼りがいのある姿勢をしていようとも、口を「あ~ん」と開けている姿をカッコイイとは思えないので。

 

暗い場所でも歯の食いしばりは効果アリ

暗い階段_1

この実験では、目を開けた状態と閉じた状態とでも比較していて、目を閉じた状態でもアゴ関節が姿勢バランスに影響していることが報告されています。

そもそもこの研究はリハビリテーション現場での応用が背景にあるようなので、歯の食いしばりは夜の暗い中で移動する際の転倒予防としても使えるテクニックかと思います。

 

まとめ

足場が悪い場所の活動は、足もとをしっかり確認することが必要になるので、どうしても下向きになり「良い姿勢」「カッコイイと思われる姿勢」とは違った形になりがちです。

誰もがそんな姿勢になって当たり前の環境で、安定した身体の使い方としっかりした姿勢を披露できれば、あなたの印象や信頼度が上昇することは十分期待できます。

冒頭の海辺デートでカッコつける場面でもいいし、夜の暗闇の中トイレまで移動する時でもいい。
組体操で人間ピラミッドの頂上に立つ機会がある人も覚えておくといいかも。
もしSASUKEなりKUNOICHIに参加することになったら、アナタをゴールに近づける一つのテクニックになるハズです。

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