なぜ姿勢に『おへそ』なのか

なぜおへそなぜ

 

ここでは、当サイト『おへそワークス』の名前の由来であり、簡単に良い姿勢をするための意識するポイント、方法論としておススメする「おへそ意識」について、考えをまとめています。

良い姿勢をするには

良い姿勢の確認法

壁立ち1イラスト

どんな姿勢が「正しい姿勢」なのか、正しい姿勢をどうやって確認するのか、に関しては、下の記事に書いていますが、ザックリ説明すると

  • 横から見て耳、肩、腰、膝、くるぶしが一直線上にあって
  • それを確認するために「壁立ち」や「つま先立ち」なんかがいい

ということです。

確認方法
今スグできる正しい姿勢を確認する方法3選

良い姿勢をするためのポイント

では、確認した姿勢を日常生活の中でどう活用していくのか。

「姿勢を正す」「良い姿勢をする」ための方法論は、様々な情報があります。

猫背になる本当の原因は、正しく骨に乗れていないからです。
体重をかける場所を、スネの太い骨から外すと、姿勢が崩れてしまいます。
出典:小池義孝 (2011) ねこ背は治る ! : 知るだけで体が改善する「4 つの意識」.自由国民社

足裏の重心位置を意識することがよい姿勢につながる
出典:和久田佳代.姿勢の整え方:「背すじをのばす」ではなく「腰を立てる」.聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要 = Bulletin of the School of Social Work Seirei Christopher University 14, 50-60, 2016-03-31

腰を立てることは立位・座位どちらにおいても、重要な意識である
出典:和久田佳代.姿勢の整え方:「背すじをのばす」ではなく「腰を立てる」.聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要 = Bulletin of the School of Social Work Seirei Christopher University 14, 50-60, 2016-03-31

体幹部の筋肉によって、脊柱を正しく、まっすぐにキープすることで、人間は正しい姿勢を維持します。このとき大きく作用するのが、脊椎に沿うように発達し、脊柱を支える役割を果たすインナーマッスルの脊柱起立筋と多裂筋です。この筋肉がきちんと強化され、しっかりと機能すれば、正しい姿勢を保持できます。
出典:木場克己(2012)「体幹」を鍛えるとなぜいいのか?. PHP研究所

剣道指導の手引き 構え-自然体
自然体は、剣道の「構え」のもととなる体勢であり、安定感があり、身体のどこにも無理がなく、相手のどのような変化にも適切に対応できる永続性のある姿勢である。自然体は、剣道の動作の根底をなすもので、そこから正しい構え方が生じてくる。
(方法)両足をわずかに開き、両膝は自然に楽に保ち、身体の重心を両足の中間に置く。上体は背すじを伸ばして両肩の力を抜いて下げ、少し胸を張って下腹部にやや力を入れる。顎を引いて首すじを伸ばし、相手の目を見るようにする。
出典:学校体育実技指導資料第1集「剣道指導の手引」参考資料 第3章「技能指導の要点」の第1節「基本動作」

「骨に乗る」「足裏の重心位置」「腰を立てる」「インナーマッスルを機能」「両肩の力を抜いて下腹部にやや力を入れる」「顎を引いて首筋を伸ばす」・・・と、たくさん出てきます。
ここにあるだけでも一部で、まだまだあります。

どれも意識すれば良い姿勢ができますが、難しかったり、意識することが複数あったりと、一筋縄でいかない情報もあります。

「良い姿勢しなきゃ」という意識すらできないのに、さらに複雑な意識が必要だと、より姿勢を正すハードルが高くなります。

ただ、たくさん情報がある中ですごーくザックリ言うと、「腹筋を使う」でまとまります。

おへそをおススメする理由

『腹筋ワークス』でよくない?

腹筋を使えばいいんなら『腹筋ワークス』でもよさそうなもの。

もちろん、『腹筋ワークス』でダメではないんですが、「腹筋」や「下腹(武道では丹田とも言う)」だと、意識する”点”がわかりにくいと感じる人もいます。
特に下腹(丹田)は、ハッキリとした身体の部位ではないので、その”点”をつかむことは簡単ではありません。

なぜおへそなのか

ちょうどいい

そこで「おへそ」です。

おへそは誰もが持っていて、意識する”点”がはっきりしています。
そして、”丹田”や”腹筋”といった意識すべき部位に近いちょうどいい場所にあるので、おへそに意識をもって力を込めれば、”丹田”を意識するのと同じ働きを期待できます。

良い姿勢をするためのボタン

おへそは英語でbelly button(ベリーボタン)と言います。
ベリーはお腹という意味なので、「おへそ=お腹のボタン」です。

「おへそ」をボタンを押すことで良い姿勢ができるって、わかりやすい。

どうやるの?

「おへそ意識」の具体的な方法については、下の記事に詳しく書いていますが、ざっくり説明しますと、【おへそを触って、触ったところに薄く力を入れる】だけです。

感覚さえ掴んでしまえば、おへそを触らなくても、意識一つでできます。

どんな時でも、おへそを思い出すだけで体幹に力を入れやすくなりますし、走りながら「おへそっ、おへそっ」と声出ししながらやると、意識しやすくてよろしいかと。

おへその使い方
良い姿勢ができる『おへそ』の使い方を解説

ザックリ言い過ぎじゃない?

「おへその意識」も「おへそ意識の方法」も、ザックリな考え方です。
ただ、当サイトの趣旨としては、それでいいと思っています。

正しい姿勢は、完璧にはムリ

理論的には、理想的な姿勢ができれば筋肉が働かなくても立てるかもしれませんが、人間の構造には左右差が必ずあるし、動き方のクセなんかもあります。

必ず姿勢はどこかの方向に偏るし、それをコントロールするために筋力が必要になります。

そして、人間の身体は「正しい、理想的な姿勢ができれば何の問題もない」なんて都合のいいものではありませんし、機械、車、スマホやパソコンに囲まれた現代の社会環境は、それほど人間の身体に優しくできていません。

生きていれば、姿勢の良し悪しに関わらず、何らかの負担はかかります。

「できるだけ良い姿勢で、定期的に専門家に頼る」が身体に優しい

その中で、できるだけ良い姿勢をしたり、ザックリ『おへそ』あたりを意識したりして自分に優しくしてあげるだけで、生活の質は違ってくるハズ。

それでも身体の調子が悪いなら、医者や整骨院、整体、カイロプラクティックなど、身体のメンテナンスのプロに頼ったらいい。

完璧な姿勢で完璧な体調を目指すよりは、ザックリ良い姿勢をできるだけ高頻度でして、定期的に専門家に身体を調整してもらう方がベターな選択だと、そう考えています。

姿勢おへそ_1
【解説】良い姿勢ってどんなの? おへそ意識ってどうやるの?